くずや利枝が考える名東区
名東区は働き世代の転入が多い地域であるほか、大学等の教育機関も周辺に位置していることから、若年層や子育て世代の流入が多い地域です。
特に、1,000人以上の生徒が在籍する全国有数の大規模な小中学校もあることから、国の制度変更による少人数学級への対応やデジタル教育の導入、民間指導による部活動機会の確保、トワイライトスクールや学童保育による放課後の居場所づくりの拡充など、各小中学校や学区が抱える様々な課題への対応が求められていると考えています。
加えて、昨今は全家庭の6割が共働き世帯であり、ひとり親世帯も増加傾向にあることから、働き世代の流入が多い名東区だからこそ、多様化する世帯を含めて誰もが子どもを安心して育てられる環境整備が重要と考えます。
また、障害スポーツセンターや西山水処理センターなど市固有の施設や、高度経済成長期に建築された公共施設についても老朽化の伴う更新の時期を迎えていることから、地域の方々や利用者の意向、今後の社会環境を踏まえて建替えや移転、再編を含めた公共施設のあり方を検討していく必要があると考えます。